布教理念
現在は、布教の拠点を日星寺に置き、信仰の和を広めるべく宗派は問わず多くの方々の心の悩みなどの相談を受け、水子供養や先祖供養の大切さを説き、加持祈祷の法力によって命の尊さを感じ、生きることのよろこびを与え、久遠に魂を養い続けることを目的としています。それは、お釈迦さまの教えの中でも最高の教えである法華経（妙法蓮華経）より、日蓮聖人が「一切衆生の盲目を開ける功徳なり」と示された南無妙法蓮華経のお題目を信じ、唱えまず自身の心を、魂を磨き、家庭の平和、国の平和、世界の平和を願うことです。
人は誰しも、まず個の幸せを願いますが、家庭の平和なくしてはありません。家庭の平和は国の平和なくしてはありません。国の平和は世界の平和なくしてはありません。
今、地球温暖化、自然破壊など私たち人類が住んでいる地球全体がとても危険な状態にあります。それでも地球上のいたるところで紛争が絶えることはありません。宗教間の対立、人種間の対立、利権の対立など個の得心のため、国を優位にするため、金銭欲をむさぼる人、名誉欲をむさぼる人、食欲、性欲などなどまさに泥沼のようにドロドロとした世界です。たしかに人は欲深いものです、しかし反面、清い心を持っているのです。なぜ人を許せないのですか？なぜ人を認めないのですか？なぜ自分は人と違うと知らんぷりできるのですか？こんな世の中でも若い青年たちが世界中の国でボランティア活動に従事したりしていることは何よりの救いです。個を捨て、慈愛をもってなければできないことです。人のために生きることこそ無上の喜びなのです。
日蓮が慈悲廣大ならば南無妙法蓮華経は万年の外、来来までも流布すべし」（日蓮聖人のおことば）これこそが私たちのモットーです。